香川は「クリエイティブなスパーク」 リバプールが指揮官の古巣ドルトムントの創造性を警戒

最大の脅威は”危険なヒットマン”

 警戒すべき最大の脅威として紹介された選手が、”オーバ”の異名を持つ韋駄天だ。「クロップは好調のピエール=エメリク・オーバメヤンを止める手立てを探す必要がある」と分析されている。昨季クロップ監督にセンターフォワードとしての才能を見出されたオーバメヤンは、今季のブンデスリーガで25試合22得点。「今季欧州で最も危険なヒットマン」と絶賛されている。

 そして、中盤のトリオにも警戒を示している。「マルコ・ロイス、ヘンリク・ムヒタリアン、シンジ・カガワは全員リバプールが警戒すべきクリエイティブなスパークだ」と指摘。オーバメヤンとともにシーズン序盤の好調時に「ファンタスティック4」と称されたロイス、ムヒタリアン、香川の創造性はイングランドでも注目されている。

 香川は2016年に入ってから定位置を失うなど調子を落としていたが、14日のマインツ戦でゴールを決め、復活の狼煙を上げている。恩師クロップ監督とリバプールに、創造性という輝きを見せつけることができるだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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