「香川級が15人もピッチに」 外国人GKがJリーグのレベルに感嘆「ドイツ人は驚くはず」

名古屋グランパスGKミチェル・ランゲラック【写真:佐藤彰洋】
名古屋グランパスGKミチェル・ランゲラック【写真:佐藤彰洋】

ランゲラックが名古屋移籍の経緯を回想「ドルトムント以降、僕の中で最高の決断」

 オーストラリア代表GKミチェル・ランゲラックはJリーグで3シーズン目を戦うなか、海外メディアのインタビューに応じ、名古屋グランパスへの移籍を「最高の決断」と断言。「香川級のスキルを備えた選手が15人はピッチに立っている」とJリーグのレベルの高さを強調している。

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 2018年にスペインのレバンテから名古屋に加入したランゲラックは、Jリーグ初挑戦ながら1年目からリーグ戦全試合に出場。2年目からはクラブのレジェンドでもある元日本代表GK楢崎正剛から背番号「1」を引き継ぎ、正守護神としての立場を確立している。

 そんななか、ドイツメディア「SPOX Redaktion」のインタビューに応じ、名古屋に加入した経緯について言及。「日本の名古屋が素晴らしいオファーをくれた。ドルトムント以降、僕の中で最高の決断となった。このチャンスは僕にとって完璧で、とても良い決断になった」と振り返っている。

 また、Jリーグのレベルについては「欧州のサッカーはよりフィジカルに長けているが、日本ではテクニック、スピード、ショートパスに重点が置かれている。説明方法として香川真司を挙げよう。香川級のスキルを備えた選手が15人はピッチに立っているといった形だ。ドイツ人が観戦したら驚くはずだ」と、MF香川真司を引き合いに出し、レベルの高さを主張していた。

 ランゲラックは「Jリーグはアジア最高のリーグだ」と断言したうえで、「日本人選手には信じられないリスペクトと規律がある。ドイツでは練習が午前10時に開始される場合、全員9時に揃い、終わるとすぐさま帰宅する。でも、日本は8時には揃っていて、みんな自主練習するんだ。そして、午後3時、4時まで残ることさえある。1日中働いていて、それが通常運転だ」と日本サッカーの常識に驚きを示していた。

 また、「他にも面白いことがある。例えば、日本にはゴミ箱はあまり設置されていないが、道にゴミは落ちていない。欧州はゴミ箱が設置されていなければ、道はゴミだらけだ」と、文化の違いについても触れている。ランゲラックはインタビューを通して、日本愛を強調していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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