6季連続で”CL16強の壁”に泣いたアーセナル ベンゲル采配に疑問の声が噴出
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アーセナルはまたしても“16強の壁”に泣いた。16日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦、バルセロナとの第2戦で、アーセナルは1-3の完敗を喫した。チームは6年連続で決勝T1回戦で涙を呑み、アーセン・ベンゲル監督の采配にも疑問の声が挙がっている。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
ホームで行われた第1戦を0-2で落とし、敵地カンプ・ノウでも攻めるしかないアーセナルは手数をかけない攻撃で相手ゴール前に迫り、後半6分にエジプト人MFモハメド・エルネニーの豪快なミドルで一矢を報いた。しかしアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、ブラジル代表ネイマールの「MSNトリオ」にそれぞれゴールを許すなど、圧倒的な差を見せつけられた。
この敗戦によってガナーズは、2010-11シーズンから続くCL16強敗退の記録を「6シーズン連続」としてしまった。安定感こそあるもののタイトルを獲れないアーセナルを象徴するような記録だが、フランス人指揮官はこのように弁明している。
「6回の対戦相手の情報をお教えするので、試合ごとに考慮してほしい。そうすればポジティブな面とネガティブな面が言えてくる。確かにモナコに敗戦したのは完全な罪だが、バイエルン、バルセロナと2回ずつ戦っているのだ」
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