「驚異的なゴラッソ」 英リーグ杯で誕生、“回転股抜き”ミドル弾に海外衝撃「100万回見る!」

ブレントフォードFWサイード・ベンラフマ【写真:AP】
ブレントフォードFWサイード・ベンラフマ【写真:AP】

英2部ブレントフォードの“10番”ベンラフマ、華麗な一撃でチームを8強に導く

 イングランドのプレミアリーグと英フットボールリーグの全92クラブが参戦するカラバオカップは9月29日から10月1日にかけて4回戦が行われ、ベスト8が出揃った。マンチェスター・シティやトッテナムなどプレミア強豪が勝ち残るなか、フルハムを3-0で破って準々決勝に進出したのが英2部ブレントフォードだ。その試合で殊勲の2ゴールを決めたアルジェリア代表FWサイード・ベンラフマの、華麗なテクニックから決めた一撃に海外メディアから「年間ベストゴールの一つ」「真の芸術作品!」など称賛の声が上がっている。

 ベンラフマは25歳のアタッカーで、2018-19シーズンにブレントフォードに加入。昨季はチャンピオンシップ(英2部)で43試合17ゴールをマークし、リーグ戦3位の原動力となった。そのプレーにはプレミア勢も注目しており、英メディアではチェルシーやトッテナム、アーセナルなどが興味を示していると報じられてきた。

 そんな注目株FWが、カラバオカップのフルハム戦で輝きを放つ。1-0で迎えた後半17分に1点目のゴールを奪うと、各国メディアで話題を呼んでいるのが同32分に生まれた2点目のシーンだ。敵陣中央で右からのボールを受けたベンラフマは左足でトラップ。相手最終ラインに向かって正対しようとするが、ボールの処理が上手くいかず自身の体の後方へと流れてしまう。

 ベンラフマが背中を向けてボールをキープしにいくと、相手DFはボール奪取を狙って一気に距離を詰めていく。すると次の瞬間、ベンラフマは右足裏でボールを引いて背後に迫っていたフルハムDFマイケル・ヘクターの股下に通すと、自身は素早く左回転し、ゴールまで約20メートルの距離から右足を一閃。狙いすましたコントロールショットをゴール右隅に沈めた。

 この華麗な一撃に各国メディアも反応。海外サッカーサイト「Be Soccer」スペイン語版が「間違いなく年間ベストゴールの一つ」と称えれば、米スポーツ専門局「ESPN」のサッカー専門番組「ESPN FC」公式ツイッターは「真の芸術作品!」と感嘆の声を上げ、「フルハムに対して驚異的なゴラッソを決めた。100万回見る!」と続けた。

 プレミア勢を相手に自らの価値を証明する2ゴールを叩き込んだベンラフマ。ブレントフォードの10番を巡る獲得競争は、今後さらに過熱するかもしれない。

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