アギーレジャパン初陣飾れず 新鋭MF武藤がデビュー戦で強烈アピール
犯してはいけなかったミス絡みの失点
日本代表は5日、札幌ドームでハビエル・アギーレ監督就任後、初の親善試合となるウルグアイ戦に0-2で完敗した。前半34分と、後半28分の失点は、いずれもミス絡みで崩されてしまった。
試合後のピッチでウルグアイ代表の選手と歓談したメキシコ人指揮官は「ウルグアイは非常に強いチーム。ミスを犯してはいけない。守備のミスが2つあり、試合を決定付けられてしまった」と、ピッチ上で黒星を振り返った。
「デビュー戦の選手を含めていいと思える選手がいた。武藤の最後のチャンスまで戦い続けた。ただ、守備陣の集中力も含め、修正点はたくさんある」
後半13分に途中出場で日本代表デビューを果たした、FC東京のMF武藤嘉紀は、後半43分に胸トラップから左足をふり抜いた。このミドルレンジから放ったシュートは、ポスト左をたたいた。それが最大の得点機だっただけに、指揮官は新鋭MFの奮闘を収穫とした。その一方で、安易なミスから失点した守備陣には、修正の必要性を言及していた。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
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