エイバル乾、先制点関与も…ビジャレアルに1-2逆転負け 久保は後半40分に出場、“日本人対決”が実現

エイバルMF乾貴士【写真:Getty Images】
エイバルMF乾貴士【写真:Getty Images】

エースのG・モレノが1得点1アシスト、エメリ新体制で初白星 エイバル武藤のデビューはお預け

 日本代表MF久保建英が所属するビジャレアルは現地時間19日、リーガ・エスパニョーラ第2節でMF乾貴士と16日に期限付き移籍で加入したばかりのFW武藤嘉紀を擁するエイバルをホームに迎えた。乾が2試合連続のスタメン、久保と武藤がベンチスタートとなるなか、試合は0-0で迎えた後半5分にエイバルが先制。しかしその後にビジャレアルが2ゴールを奪い、2-1と逆転勝利した。

 FW岡崎慎司が所属するウエスカとの開幕戦(1-1)に続き“日本人対決”が注目された一戦となったが、久保は2試合連続のベンチスタート。一方のエイバルは在籍通算5年目の乾が2戦連続の先発出場、16日にニューカッスルから期限付き移籍で加入したばかりの武藤もベンチ入りした。

 試合は序盤から、お互いが相手の背後のスペースを突くスピーディーな展開となる。前半4分にはスルーパスに抜け出したMFモイ・ゴメスが、ペナルティーエリア内で相手GKに倒されるもオフサイドの判定。さらに同9分にも、速攻から左サイドでモイ・ゴメスがボールを受けて、グラウンダーのクロスを供給する。これがフリーで走り込んだエースFWジェラール・モレノにピタリと合い、左足でゴールネットを揺らすも、VARチェックによりオフサイドと判定され得点は取り消しとなった。さらに攻め立てるビジャレアルは同12分、右に流れたG・モレノの落としからMFサムエル・チュクウェゼが抜けてシュートも、ゴールの枠を外れた。

 押し込まれていたアウェーのエイバルだったが、同21分に決定的なシーンを作り出す。ビジャレアルの左CKのクロスを直接キャッチしたエイバルGKマルコ・ドミトロビッチは、すぐに左サイドの最前線に走り出した乾にパントキックでパスを供給。このボールを乾は、縦に走りながら右足アウトサイドでトラップに成功。2タッチ目で縦に持ち出すと、DFアルフォンソ・ペドラサを振り切ってカットインしたが、ビジャレアルGKセルヒオ・アセンホの好守に阻まれた。

 その後も両者が決定的なシュートを放つものの、スコアは動かずにハーフタイムへ突入した。

 後半も先に仕掛けたのはビジャレアルだった。後半1分、G・モレノがチュクウェゼのスルーパスに反応しGKと1対1になるもシュートを打ち切れず。1分後にはFKからDFラウール・アルビオルがフリーで合わせたが、ボールは枠に飛ばなかった。

 すると同5分、エイバルはセンターライン付近でビジャレアルMFフランシス・コクランからボールを奪取。こぼれ球を拾った乾がMFエドゥ・エスポジトにつなぐと、FWキケ・ガルシアにスルーパス。キケは相手GKをかわしてシュートを流し込み、アウェーのエイバルが先制した。

 リズムに乗るエイバルは、先制直後の同7分にはドリブルで持ち込んだ乾が右足一閃。シュートはゴール上に外れた。一方のビジャレアルも反撃し、同11分には右サイドのクロスからG・モレノが決定的なヘディングシュートを放ったが、エイバルGKがビッグセーブを見せた。

 どうしても1点が奪えないビジャレアルだったが、キレのある動きを見せていたエースが輝きを放つ。左サイドからのボールが右サイドに流れたところを、チュクウェゼがペナルティーエリア内のG・モレノにパス。頼れるエースは鋭い切り返しで縦に抜けると、利き足とは逆の右足でゴール左隅にシュートを流し込み、1-1の同点とした。

 さらに同26分、再三にわたって相手の背後を狙っていたFWパコ・アルカセルがG・モレノのスルーパスに抜け出し、左足のシュートでゴールネットを揺らす。一度はオフサイドと判定されるも、VARによってゴールが認められ、ビジャレアルが2-1と逆転した。

 その後、久保は後半40分にチュクウェゼと交代して出場。ピッチ上で、フル出場を果たした乾との“日本人対決”が実現した。右サイドに入った久保は同43分、相手DFを振り切りGKと最終ラインの間に鋭いグラウンダークロスを送ったが、惜しくも合わず。後半アディショナルタイムにも、G・モレノに決定的なパスを通したがゴールにはつながらなかった。さらにカウンターからG・モレノのパスを受けて左足でシュートを放ったが、GK正面をついた。

 試合はそのまま終了し、ビジャレアルがウナイ・エメリ新体制で公式戦初白星。エイバル武藤のデビューはお預けとなった。

(Football ZONE web編集部)

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