世界を知る内田篤人の刺激、選手たちが感銘 「ロールモデルコーチ」の“指導者”初仕事に密着

内田コーチが代表チームにもたらすプラスアルファ、そのキャラクターもまさに適任

 基本的にアンダーカテゴリーの代表というのは限られた合宿や大会の期間を通じて、いかに選手に刺激を与えて、所属クラブでの成長を促す役割で、そのために予選を勝ち抜いて世界に出ることが大事だが、そのプロセスの中で、最近まで現役でやっていた内田コーチがもたらすプラスアルファは大きい。しかも、柔らかい口調で厳しい言葉を投げかけられる内田コーチのキャラクターというのが、その役割に適しているようにも思える。

「Jリーグで鍛えてもらっている選手に刺激を与えて、もっと高いレベルでプレーしたい、内田さんみたいになりたいという選手の思いを、短い期間でも伝えられたらと思ってます」と語る影山監督は、今後もこうした機会を増やしていきたいと言う。

 素晴らしいキャリアを築いたサッカー界の先輩に刺激を受けた選手たちが志高く成長につなげていくことに期待しながら、指導者としての内田篤人の成長も見守っていきたい。
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(河治良幸 / Yoshiyuki Kawaji)



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河治良幸

かわじ・よしゆき/東京都出身。「エル・ゴラッソ」創刊に携わり、日本代表を担当。著書は「サッカーの見方が180度変わる データ進化論」(ソル・メディア)など。NHK「ミラクルボディー」の「スペイン代表 世界最強の“天才脳”」を監修。タグマのウェブマガジン「サッカーの羅針盤」を運営。国内外で取材を続けながら、プレー分析を軸にサッカーの潮流を見守る。

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