ドルトムントがEL8強へ前進! トットナムを3-0撃破、香川は終盤に3戦ぶり出場も見せ場なし

ギュンドアンがメンバー外も香川はベンチスタートに

 ドルトムントは10日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)の決勝トーナメント、ベスト16の第1戦でトットナム(イングランド)とホームで対戦。プレミアリーグ2位につける好調スパーズを寄せ付けず、3-0で快勝した。日本代表MF香川真司は、後半37分から公式戦3試合ぶりにピッチに立ったが、得点には絡まなかった。

 ドルトムントは、足の打撲によりMFギュンドアンがメンバー外。それでも香川は先発から外れ、ベンチから戦況を見つめることとなった。リーグ戦2位につけるトットナムは、エースのイングランド代表FWケインをベンチスタートとした。

 試合はホームの大歓声を背に受けるドルトムントが主導権を握った。前半30分にはエースの一撃で先制する。左サイドでMFカストロの落としから、DFシュメルツァーが正確なクロスを中央へ。これをゴール中央で待っていたFWオーバメヤンが頭で流し込んだ。オーバメヤンはEL今季5点目となった。

 ドルトムント1-0のリードのまま、試合は後半へ。主導権を握ったままゲームを進めていた後半14分、トゥヘル監督はセンターバックを務めていたMFベンダーに代えてDFスボティッチを投入。これがすぐさま効果を発揮する。同15分に左CKを得ると、キッカーのMFムヒタリアンはショートコーナを選択。パスを受けたカストロのクロスを、中央でスボティッチが頭ですらすと、ファーサイドに流れたボールをMFロイスが強烈なボレーシュートをゴールの天井へ叩き込んだ。

 

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