進撃が続くイブラとPSG チェルシー戦の決勝弾で2つのメモリアルを達成

エースが欧州カップ戦通算50得点を達成 PSGは今季45試合で100ゴールに到達

 パリ・サンジェルマン(PSG)のスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦、チェルシーとの第2戦で1ゴール1アシストを記録。この試合を2-1で制したPSGは、2試合の合計スコア4-2で4大会連続のベスト8進出を果たしている。

 このカリスマFWの得点は、自らとチームにとってのメモリアルゴールとなった。データ会社「オプタ」のデータによれば、イブラヒモビッチにとってはこれが欧州カップ戦における通算50得点(CLでは47点目)という節目に。2012年に加入したPSGでは、CL通算19得点目。同大会において、フランスの単一クラブで最も多くのゴールを挙げた選手となった。

 さらにPSGはこの試合の2得点により、今季の公式戦45試合目にして100得点に到達。1試合平均2得点以上という驚異的な得点ペースを維持している。PSGは国内リーグで2位モナコに勝ち点差23をつけて首位を独走し、2つの国内カップでも優勝の可能性を残している。その圧倒的な強さを裏付けるデータとなった。

 イブラヒモビッチはこのチェルシー戦の前に、「私を信じるんだ。PSGはいずれチャンピオンズリーグを獲得するだろう」と、フランス王者の躍進が欧州の頂点につながっていると主張していた。34歳になった“オレ様ストライカー”とPSGの進撃は、まだまだ続いていきそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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