ペップが旧知のマンC幹部とオランダで密会 来季編成について意見交換か

バイエルンとの溝が深まることは必至

 またグアルディオラ氏は“フランク・ライカールト2世”と呼ばれ、アヤックスに所属するMFリーシェドリー・バズール、PSVの左サイドバックに定着したオランダ代表DFイェトロ・ウィレムスに強く興味を持っているという。オランダの首都での会議とあって、この2選手についての議論がなされた可能性は高い。

 もちろん、この状況を面白く思わないのはバイエルンだ。先月には同クラブの幹部を務めるカール・ハインツ・ルンメニゲ氏、ウリ・ヘーネス氏、マティアス・ザマー氏らが、任期途中でありながらシティと関係を持っていたグアルディオラ監督に不快感を抱き、早期解任も視野にあったとの報道が流れた。

 それを受けての今回の“密会”だけに、指揮官とフロントの溝はさらに深まることが必至だ。リーグ戦だけでなくUEFAチャンピオンズリーグ、DFBポカール制覇の可能性もあるバイエルンだが、ピッチ外での雑音がチームの士気に影響してしまうだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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