ハフェルツ、“98億円”でチェルシー入り…11歳から過ごした古巣に感謝 「価値を高めてもらった」

チェルシーへの移籍が決まったドイツ代表MFカイ・ハフェルツ【写真:Getty Images】
チェルシーへの移籍が決まったドイツ代表MFカイ・ハフェルツ【写真:Getty Images】

レバークーゼンからチェルシーへ移籍 「生涯を通じての友人も得られた」

 チェルシーは4日、クラブの公式ホームページでレバークーゼンからドイツ代表MFカイ・ハフェルツを獲得したことを発表した。21歳のハフェルツは、ブンデスリーガ史上最年少記録となるゴールを挙げるなど、前所属となるレバークーゼンで数々の記録を打ち立てた。そんな思い出のクラブに向けて、自身のSNSを通じてメッセージを送っている。

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 長期にわたって報じられてきたハフェルツのチェルシー入りが、ついに実現した。チェルシーは21歳のアタッカーと5年契約を結び、その移籍金は7000万ポンド(約98億7600万円)とも報じられている。

 11歳の時にスカウトに見いだされ、レバークーゼンに加入したハフェルツは、チェルシーへの移籍に伴い、自身のインスタグラムを更新。子供のころの写真とエモーショナルな文章を綴っている。

 そのなかでは「小さな男の子として、僕は夢を持ち、育ってきた。ここではプロ選手、国を代表する選手になっただけではなく、人間としての価値を高めてもらった。これからも長く付き合ってくれる生涯を通じての友人も得られた」と、レバークーゼンというクラブが自身の成長に与えた影響の大きさも記されている。

 そして、「11歳の子供が抱いていた夢は、この数年、レバークーゼンでプレーすることでさらに大きくなった。ヨーロッパでも最大のクラブの一つでプレーすること、海外での経験を積みたいという思いが明確になった」として、「大きな感謝の気持ちを、チームメート、ファン、そしてクラブのスタッフの一人ひとりに示す時が来た。僕はこれからも永遠に、自分の母国、そして、今の自分の半分を形成してくれたクラブとつながり続けるよ」と伝え、感謝の言葉で締めくくっている。

 レバークーゼンで愛されたハフェルツは、チェルシーでも愛される存在になれるか。今夏、先に移籍が発表されたドイツ代表FWティモ・ヴェルナーは、「友人よ! ようこそチェルシーへ!」と歓迎の言葉をツイッターを通じて送り、ヴェルナーとハフェルツの移籍に関与したとされる同代表DFアントニオ・リュディガーも、「吉報は、待っている人に訪れる!」と、移籍決定を喜んでいる。

 そうしたコメントに対してハフェルツも、「ここに来ることができて、嬉しく、誇りに思うよ。チェルシーのようなビッグクラブでプレーすることは、夢の実現だし、すべての選手とコーチングスタッフと会えるのが楽しみだ。ここに来ることができてとても嬉しいよ」と、返している。

 元ドイツ代表MFミヒャエル・バラックの再来といわれるハフェルツは、チェルシーの歴史に名を刻んだ名手を上回る活躍ができるだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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