面目躍如のCL8強弾! 批判を浴びるC・ロナウド&ハメスの一撃でレアルが”唯一のタイトル”へ前進

CL制覇に懸けるレアルが2戦合計4-0でローマを下す

 レアル・マドリードがFWクリスティアーノ・ロナウド、MFハメス・ロドリゲスの一撃で6大会連続のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)8強入りを果たした。決勝トーナメント1回戦ローマ戦の第2戦で2-0、トータルスコア4-0で準々決勝進出を決めた。それぞれ問題発言と問題行動でメディアを騒がせたメインキャストが実力を示した。

 この日のレアルはFWカリム・ベンゼマこそ負傷で欠いたものの、MFギャレス・ベイルがスタメンに名を連ねてロナウド、ハメスらと強力ユニットを形成した。ルチアーノ・スパレッティ監督の代名詞「ゼロトップ」を捨て、FWエディン・ジェコを最前線で使う策に出たローマに対し、レアルは敵地オリンピコでの第1戦に2-0と勝利しているため、序盤から落ち着いてボールを動かしていく。

 2点差以上の勝利が必要なローマがボールを追いかけ回す展開となったが、最初に決定機を何度かつかんだのは彼らアウェーチームだった。14分、右サイドで2人をかわしたMFモハメド・サラーがゴール前中央にラストパスを送り、ジェコがフリーとなったものの、相手GKケイラー・ナバスの寄せが気になったのかシュートは大きく枠外へと逸れた。同28分にもカウンターでジェコからサラーにパスが渡り、ナバスと1対1になったがゴールを割れなかった。

 肝を冷やす形になったレアルも逆襲に出る。同31分にロナウドが左サイドからカットイン、グラウンダーのシュートでゴールを脅す。3分後には再びロナウドが最終ライン裏に抜け出して決定機を得たがGKヴォイチェフ・シュチェスニーに足で弾かれ、そのままスコアレスでハーフタイムを迎えた。

 

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