レアル、「若き才能の“放出戦略”」に現地注目 久保のビジャレアル移籍の決定打は?
セビージャからの打診を固辞「買い取りオプションを含めることを要求してきたが…」
日本代表MF久保建英は今季からビジャレアルに加入し、さらなる成長が期待されている。そのなかで、スペインメディアは「ブラヒムから久保まで。若き才能の“放出戦略”」と、保有権を持つレアル・マドリードの未来を担う逸材に対する計画に注目している。
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2019年夏にFC東京からレアル・マドリードへ完全移籍した久保は、開幕直後にマジョルカへ期限付き移籍。リーグ戦35試合4得点4アシストをマークして存在感を放った。シーズン終了後には30クラブ以上がオファーを出したと取り沙汰されていたが、最終的には今季リーガ・エスパニョーラ5位のビジャレアルが争奪戦を制した。
スペイン紙「エル・エスパニョール」は「ブラヒムから久保まで。若き才能の“放出戦略”」と見出しを打ち、「今夏チームから離脱している状況でも、“白い巨人”は真珠たちの未来を好きにさせている。一方、久保とブラヒムの買い取りオプションは固辞した」とレアルに籍を置く若手ついて取り上げている。
記事では、久保について「買い取りオプションなしにビジャレアルへと移籍することになったが、その前はセビージャに行く可能性があった。セビージャ側は買い取りオプションを含めることを要求してきたが、その時点で久保の交渉は打ち切りとなった」と言及。また、スペイン人MFブラヒム・ディアスはACミランへの期限付き移籍が決定的とされているが、こちらも買取オプションは付けないレンタルとなる方針であると伝えている。
久保の事例と同様、レアルは買い取りオプションを回避するレンタル移籍を徹底しているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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