ユベントス、マンCにボヌッチ“放出NG”と回答 名将ペップが5年越しの獲得調査も実らず

ユベントスDFレオナルド・ボヌッチ【写真:AP】
ユベントスDFレオナルド・ボヌッチ【写真:AP】

グアルディオラ監督が以前から獲得希望も、ボヌッチ自身に移籍の意思なし

 イングランド・プレミアリーグの強豪マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は、じつに5年越しとなるイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチの獲得に向けて調査を行ったものの、イタリア王者ユベントスは即座に放出NGの姿勢で一致したという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。

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 グアルディオラ監督は兼ねてから最終ラインの補強として、ボヌッチを求めていた。報道されたのは2016年夏からのため、実に5年連続でなんらかの獲得調査や具体的なオファーに発展している。しかし、今年は調査の段階でユベントスが放出しないことを確認し、ボヌッチ自身にも移籍の意思がないという。

 ボヌッチは2017年夏に当時のクラブのフロントと対立し、電光石火の移籍でACミランへ渡ったことがある。しかし、「怒りに任せた行動。失敗だった」とボヌッチはわずか1年でユベントスに復帰。その当時の後悔もあり、退団の意思はないとされた。

 現在、グアルディオラ監督は同じセリエAのナポリからセネガル代表DFカリドゥ・クリバリーの獲得も狙っているとされるものの、こちらは移籍金の減額にナポリが応じる予定がなく頓挫しているという。

 過去にもサッカー界では、マンチェスター・ユナイテッドを率いていた当時のルイス・ファン・ハール監督が、バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表FWトーマス・ミュラー獲得を狙って執拗にオファーを繰り返し、カール=ハインツ・ルンメニゲCEO(最高経営責任者)から「私はメールアドレスを変えられない。頼むからもう送ってこないでくれ」という声明を出されるに至ったことがあるが、グアルディオラ監督のボヌッチ獲得へ向けた動きも、今や夏の恒例行事と化しているのかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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