利き足に見劣りしない好評価 久保建英、絶妙な“逆足インサイドキック弾”に熱視線
右足で左隅のコースに流し込むだけでなく、従来の左足でも完璧なコントロールを披露
日本代表MF久保建英は今夏、レンタル移籍でビジャレアルに新天地を求めたが、ここまでの調整はいたって順調のようだ。先日、同僚2人に囲まれながらボールキープする圧巻のテクニックが話題を呼んだばかりだが、シュート練習で左右両足からゴールを決める様子にも熱視線が注がれている。
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2019年夏にレアル・マドリードと契約した久保は、マジョルカへの1年間のレンタルが決定。スペイン挑戦1年目で、リーグ戦35試合4得点4アシストと堂々たる成績を残した。そして、欧州のビッグクラブを含めて計30クラブ以上からオファーがあったとされるなか、リーガ・エスパニョーラ5位に入り来季のUEFAヨーロッパリーグ出場権を持つ“イエローサブマリン”ことビジャレアルへの期限付き移籍を選んだ。
ビジャレアル公式ツイッターで公開された練習動画では、久保がビジャレアルの実力者たちを左→右→左と素早いボールコントロールによる“トリプルタッチ”でかわす高等テクニックが話題となったが、周囲もワンツーでスムーズにボールをリターンするなど、日本人アタッカーにボールが渡る回数が自然と多くなる様子が目を引いた。
20日にはビジャレアル公式ツイッター、インスタグラム、YouTubeで選手たちのシュート練習の模様がアップされたが、まず登場したのが久保だ。ペナルティーエリア内に駆け込んで右足インサイドでコンパクトに放った一撃は、絶妙なコースに飛んでGKの横っ飛びを寄せ付けずにゴール左下隅に突き刺さった。映像終盤では再び久保に脚光が当てられ、左側からの横パスに左足を振り抜き、グラウンダーのシュートを今度はゴール右下隅に流し込んでいる。
ビジャレアルのSNSにはファンから「久保はもうフツーに右で蹴れるねぇ」「足の動き細かい」「順調そうで何より」といったコメントが寄せられ、実戦への期待が日に日に高まっている。