「鳥肌立つぐらい楽しみ」 元日本代表DF闘莉王が語るCL優勝候補バイエルンの“強さ”とは?

準々決勝でバルサ相手に8得点で快勝したバイエルン【写真:AP】
準々決勝でバルサ相手に8得点で快勝したバイエルン【写真:AP】

【田中マルクス闘莉王氏のCL4強展望】リヨン×バイエルン――ドイツ王者は「すごく完成度が高い」

 欧州王者を決めるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)は、新型コロナウイルスの影響を受けて準々決勝以降がポルトガルでの集中開催、一発勝負とイレギュラーなレギュレーションで行われている。現地時間18日の準決勝でパリ・サンジェルマン(PSG/フランス)がRBライプツィヒ(ドイツ)を3-0で破って決勝進出を決めたなか、元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏が19日(日本時間20日4時/DAZNでライブ配信)に開催されるリヨン(フランス)とバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)の一戦を展望。闘莉王氏は優勝候補“本命”と語るドイツの常勝軍団の強さを分析している。

 14日の準々決勝でバルセロナを8-2という歴史的なスコアで撃破したドイツ王者バイエルンと、リーグ・アン7位ながらプレミアリーグの強豪マンチェスター・シティを3-1で下したリヨンが激突する注目の一戦。昨季王者リバプールやレアル・マドリードなどが敗退するなかで、闘莉王氏はバイエルンが優勝候補の“筆頭”だとしている。

「バルサも正直なところ、いろいろゴチャゴチャしているみたいですし、難しさを感じていると思う。フロントを含めて、チームがバタついている部分がプレーに出てしまっていた。(アルゼンチン代表FWリオネル・)メッシ頼みになりすぎているところもあった。あれだけ完成度が高いバイエルンに対して、あれだけゴチャついてしまえば、攻守にバラバラになってしまう。あの点差がつくのも不思議ではない。準々決勝終了時点で、バイエルンは優勝の第一候補と言ってもいいと思う」

 バイエルンは2シーズンぶり12度目のベスト4入り。ドイツ人のハンス=ディーター・フリック監督が指揮を執るバイエルンは、準々決勝でスペインのバルセロナを相手に8-2と大勝を飾った。試合序盤から高い位置でバルセロナに圧力をかけたバイエルンは、前半のみで4得点を奪って4-1とほぼ試合を決定づけると、後半にも4ゴールを奪って完膚なきまでにスペイン名門を叩きのめした。

「バイエルンは(ジョゼップ・)グアルディオラ(現マンチェスター・シティ監督)がやっていた頃の良さやベースを維持したうえで、フリック監督の下ではいろんなものをプラスアルファした。すごく完成度が高いんですよね。グアルディオラのサッカーをしながら、欠点を良くした新たなサッカー。全員攻撃・全員守備というのはバルサが最も近いチームだと思うけど、少しでも隙があれば、今のバルサですら相手にならない。それにタレントだけでなく、新しい選手も力を発揮している。システムがフィットして、誰が攻めても、みんなカバーして穴を埋められる強さがある」

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