マンUマグワイア、EL制覇へ決意「準決勝進出だけでは十分ではない」「勝ち切らないと」
今季3度目の準決勝を前に「トロフィーを勝ち取りたい」と優勝に意欲
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間16日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)準決勝でセビージャと対戦する。イングランド代表DFハリー・マグワイアは、EL制覇ができなければ今季は失敗になると語り、欧州のタイトル獲得に自信を見せた。米スポーツ専門局「ESPN」が報じている。
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今季のユナイテッドは、プレミアリーグで3位となり、来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の出場権を獲得した。また、カラバオカップ、FAカップでもベスト4まで進出し、アレックス・ファーガソン監督退任後の低迷期にようやく終止符を打ったかと考えられている。
だが、マグワイアは「準決勝に進出するだけでは、クラブにとって十分ではない」と、今季3度目の準決勝敗退を喫するわけにはいかないことを強調した。
「僕たちはプレミアリーグでも、3位になったけれど、3位になるというのは、このクラブが望んでいることではない。未来のために、ということも考えていない。常にトロフィーを勝ち取りたい。プレミアリーグでも、その他のカップ戦でもね。準決勝進出は良いことだ。でも、きっちり仕事をやり切り、決勝で勝ち切らないといけないんだ」
セビージャは19試合連続無敗とクラブ記録を更新中で、ユナイテッド戦でその記録を20に乗せようと意気込んでいる。そんな相手を警戒しつつも、マグワイアは「自分たちの最大限のプレーをしっかり見せることができれば、決勝には勝ち進めるはずだ。この試合まで十分な休みがあり、回復できた。6日間という長い時間は、今年、これまであまり得られなかった。だから準備は万全だよ」と、最高の状態で試合に臨めることを強調している。
2016-17シーズン以来のEL制覇を目指すユナイテッド。2017-18シーズンにはCLラウンド16で、セビージャに敗れて敗退となった。その時の借りを返し、マグワイアがノルマと捉えるタイトル獲得の挑戦権を得られるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)