インテル長友、イタリア杯準決勝ユーベ戦で獅子奮迅! コロンビア代表の韋駄天MFを封殺し、PKも成功

急造4バックの左SBで120分間奮闘も、PK戦で敗れる

 PK戦では強靭な精神力も見せた。後攻のインテルは、2人目のFWロドリゴ・パラシオがシュートをクロスバーに当てて失敗。ユベントスが4人目まで全員が決め、外せば敗退が決まるプレッシャーの掛かる場面で長友が4人目のキッカーとして登場した。ここで長友はゴール左に落ち着いて決めて可能性をつないだ。しかし、最後はユベントス5人目のDFレオナルド・ボヌッチがゴール右に決めて、インテルはPK3-5で敗戦。奇跡の逆転劇にはわずかに及ばなかった。

 前日に決勝進出を決めた日本代表FW本田圭佑が所属するACミランと、イタリア杯決勝で“ミラノ・ダービー”を戦う夢は破れた。しかし、本拠地サンシーロのピッチで120分間奮闘し続けた長友の雄姿は、インテリスタの心にも強く響いたはずだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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