3失点完敗に険しい表情のなでしこ佐々木監督 非情采配も実らず「切り替えるしかない」

リオ五輪最終予選の初陣でオーストラリアに1-3と痛恨の敗戦

 非情采配も実らなかった。なでしこジャパンの佐々木則夫監督は29日のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選の初戦、オーストラリア戦でよもやの1-3の敗戦を喫すると、いつになく険しい表情を浮かべていた。大阪・キンチョウスタジアムに吹きすさぶ強風で髪を乱しながら、現実を必死に受け止めようとしていた。

「皆さんの期待にそうことができなかった。いずれにしても、反省も含めて中1日で戦う。次に切り替えて、1戦も落とせないという気持ちで戦うしかない」

 指揮官は必死に声を振り絞った。前半に2失点を喫する苦しい展開になった。前半25分に相手FWデバンナにヘディングで先制点を許すと、指揮官は非情な大ナタを振るった。前線で起点になれなかったベテランFW大野に見切りをつけると、「女メッシ」の異名を持つFW横山を投入。攻めの一手に出たが、その1分後にMF阪口のサイドチェンジがイタリア人主審を直撃。コースが変わり、デバンナへの最高のスルーパスとなる不運に見舞われた。最後はFWヘイマンに冷静に決められ、あまりにも痛い2点目を失った。

 

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