韓国代表が苦肉の強化試合、Jリーガーにも影響 「欧州、日本、中国の選手は除外」

日本で活躍する韓国人選手は除外へ 「コロナ禍の状況を『人生のチャンス』に変える」

 その一方、注目を集めているのがメンバー招集だ。「完全な構成は難しい。入出国時に隔離しなければならない問題もあり、海外選手たちを排除し、Kリーガーを中心にチームが構成される」と言及。新型コロナウイルスの影響が代表戦にも及ぶなか、A代表のエースFWソン・フンミン(トッテナム)、今夏ザルツブルクからRBライプツィヒへの移籍が決まったFWファン・ヒチャンらの招集は難しいと伝えた。

「ソン・フンミンやファン・ヒチャンなど欧州でプレーする選手はもちろん、日本、中国で活躍中の選手たちはすべて除外される。これはすなわち、国内組にとって絶好の機会になることを意味する」

 A代表とU-23代表を合わせて40人以上の国内組が招集される見込みとなっており、現地メディアも「珍しい状況が演出される予定」と期待を寄せる。「代表メンバー公開は8月中旬が有力。ほぼすべての人にとって不幸であり、危機的でもあるコロナ禍の状況を『人生のチャンス』に変える誰かが誕生するレールが敷かれた」と締めくくった。

 Jリーグでプレーする韓国人プレーヤーにとっては、アピールの機会を失う形になりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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