イブラヒモビッチ、ピオリ監督続投で注目の去就は? 残留の可能性も…”後釜候補”も浮上
ミランはピオリ監督と契約を更新 イブラヒモビッチの去就は不透明に
イタリア・セリエAの名門ACミランは、ステファノ・ピオリ監督と契約を更新したことで元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチに残留が浮上しているが、退団となった場合の候補も選定されているという。イタリア紙「トゥット・スポルト」が報じている。
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ミランには来季からラルフ・ラングニック氏が監督就任することが濃厚とされてきたが、まさかの方針転換でピオリ監督が留任。さらに、ラングニック氏はテクニカル・ディレクターへ専念するオファーも断ったとされ、大きな陣容変更がない見込みになった。
そうした人事の先に、ラングニック氏の就任なら退団が極めて濃厚だとされてきたイブラヒモビッチの残留が浮上している。今冬に米メジャリーグサッカー(MLS)ロサンゼルス・ギャラクシーとの契約満了に伴って加入したイブラヒモビッチには、半年契約に双方合意の場合に1年間延長するオプションが付帯しているとされる。
一方で、退団となる可能性は消滅していない。その時に備え、ミランは先日にカタール1部アル・ドゥハイルとの契約を解除した元クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチと、チェルシーとの契約延長をしたものの残り1年のタイミングではあるフランス代表FWオリビエ・ジルーを獲得候補に挙げているという。
マンジュキッチに関しては、同じミラノを本拠地とするインテルやフィオレンティーナが獲得に乗り出す可能性が報じられていた。また、ジルーに関してはインテルのアントニオ・コンテ監督が獲得を望んでいるという報道が絶えない。
イブラヒモビッチの決断次第でミランは経験のあるセンターフォワードの確保に動くことになりそうだ。特にイタリアで実績を持つマンジュキッチは、争奪戦になる可能性が浮上している。
(FOOTBALL ZONE編集部)