「オスカー賞の受賞候補」 バルサDFのシミュレーションにバッシングの嵐
アルバへのファウルの判定が物議を醸す
バルセロナは23日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦でアーセナルと対戦し、敵地での第1戦に2-0と勝利。エースのFWリオネル・メッシが2ゴールを奪うなど、ベスト8進出に向けてパーフェクトに近い結果を手にしたが、この試合の後半に起きたバルセロナDFジョルディ・アルバへのファウルの判定が物議を醸している。
後半10分、ハーフウェーライン付近でアーセナルFWオリビエ・ジルーがルーズボールを拾うと、アルバが自陣への侵入を防ごうとショルダーチャージを仕掛ける。しかし、フランス代表にも名を連ねる屈強なストライカーは、持ち前の強靭なフィジカルを生かしてそれを跳ね除け、ボールキープに成功。敵陣へとドリブルをスタートさせた。
しかしその瞬間、置き去りにされたアルバは顔を手で覆うようにして倒れこみ、主審はすぐさまファウルと判定。正当な競り合いによってフリーとなり、左サイドを抜け出そうとしていたジルーは猛抗議するもジャッジは覆らず、怒りの表情でアルバへと詰め寄り一触即発の状況となった。
だが、この一連のシーンのリプレイが流されると、ファウルと判定されたジルーへの同情論と、主審や観客など多くの人を欺いたアルバへの批判が高まった。
page1 page2