サウサンプトンFWがシティ撃破の“頭脳的”40mロング弾 監督も称賛「信じられない」

サウサンプトンのハーゼンヒュットル監督(左)とFWチェ・アダムス【写真:Getty Images】
サウサンプトンのハーゼンヒュットル監督(左)とFWチェ・アダムス【写真:Getty Images】

チェ・アダムスの豪快な一撃でサウサンプトンが1-0で勝利

 サウサンプトンのイングランド人FWチェ・アダムスが現地時間5日のプレミアリーグ第33節マンチェスター・シティとの一戦で、ゴールまで約40メートルの距離からロングシュートで決勝ゴールを決めた。ラルフ・ハーゼンヒュットル監督は、狙いにあったというアダムスの長距離弾を「信じられないゴール」と称賛した。英紙「デイリー・メール」が報じた。

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 プレミアリーグ2位の格上シティをホームに迎えての一戦。試合を決めたのはセンターサークル付近からの40ヤード(約37メートル)弾だった。

 前半16分、サウサンプトンは前線からのプレスでMFスチュアート・アームストロングがウクライナ代表MFオレクサンドル・ジンチェンコからボールを奪うと、そのこぼれ球に反応した23歳のFWアダムスはそのままダイレクトでシュート。カーブの掛かった一撃は前方に飛び出していたシティ守護神のGKエデルソンの頭上を越え、ワンバウンドでゴールネットに吸い込まれた。

 プレミアリーグ公式のスタッツではシティがボールポゼッションで73.3%を記録し、シュート本数も3倍以上(サウサンプトン8、シティ26)の差がつくなどサウサンプトンが防戦一方の展開だったが、アダムスのスーパーな一撃で1-0と辛くも勝利を収めた。

「彼(エデルソン)のように、ビルドアップ時にリベロとしてプレーするGKがいる時には、素早くボールを奪えば彼が完璧なポジションを取ることができないのは普通のこと」

 シティのGKエデルソンは積極的にビルドアップに参加するため、前掛かりなポジションを取ることも多い。サウサンプトンのハーゼンヒュットル監督はそこを狙い目として定めていたと明かした。

「チェはゴールの前に一度GKの位置を見て、完璧なファーストタッチをした瞬間はファンタスティックだった。信じられないゴールだよ」

 数少ないチャンスのなかで、チームとしてのプラン遂行した結果として生まれたゴールを指揮官も称賛した。難敵シティ相手の勝利に十分な手応えを感じていたようだ。

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