日本代表MF遠藤は「今シーズンの勝者」と絶賛 独紙のチーム総括で単独“最高評価”
1部昇格を果たしたシュツットガルトの今季を「ビルト」紙が総括
今季のブンデスリーガ2部を2位で終えて1部昇格を果たしたシュツットガルトについて、ドイツ紙「ビルト」が各選手のパフォーマンスを総括。そのなかで日本代表MF遠藤航は、チーム内で最高の評価が与えられている。
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今季開幕前にベルギーのシント=トロイデンからレンタル移籍でシュツットガルトに加入した遠藤は、昨年11月24日に行われた第14節カールスルーエ戦(3-0)で初の先発出場を果たすと、そこからは累積警告で出場停止となった第32節ザントハウゼン戦(5-1)を除いたリーグ戦全試合に先発フル出場し、ボランチとして中盤の底から攻守にわたってチームを牽引し、1部昇格に大きく貢献した。
同紙ではシュツットガルトの各選手を、5段階評価(1が最高点、5が最低点)で採点。今季14ゴールでチーム得点王のFWニコラス・ゴンサレスやチーム最多8アシストを記録したFWサイラス・ワマンギトゥカでも評価が「2」となるなか、遠藤については「今シーズンの勝者。カールスルーエとのダービーマッチで初めてスタメンに名を連ねてからは、自分の仕事場を明け渡すことはなかった。彼はチームにとって発見とも言える存在であり、彼のいないチームについて考えることはもはや不可能だ」との絶賛コメントとともに、チーム内でただ1人だけ最高評価「1」が与えられている。
遠藤については、クラブ首脳陣も今年4月に買い取りオプションを行使して、シント=トロイデンから完全移籍での獲得を決断するなど、同選手がシュツットガルトにとって必要不可欠な選手と評価されていることは間違いない。ブンデスリーガ優勝3回を誇るドイツの名門で、日本人選手が不動の地位を築きつつある。
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(FOOTBALL ZONE編集部)