Jリーグ史に残るスーパーゴール! 元ブラジル代表FWフランサ、“魔法”をかけた瞬間

柏レイソルで記憶に残るスーパーゴールを決めたFWフランサ(写真は横浜FC時代のもの)【写真:Getty Images】
柏レイソルで記憶に残るスーパーゴールを決めたFWフランサ(写真は横浜FC時代のもの)【写真:Getty Images】

【J番記者が選ぶスーパーゴール|柏編】2008年J1第20節浦和戦(後半アディショナルタイム4分)

 2008年8月9日、第20節の浦和レッズ戦(2-2)で柏レイソルの元ブラジル代表FWフランサが決めた得点は、Jリーグの歴史上でも屈指のスーパーゴールである。

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 試合展開も劇的だった。追いつ追われつの白熱したシーソーゲームは、後半アディショナルタイムに浦和に勝ち越し点が生まれた。柏に残された時間は残り数十秒。この時点で埼玉スタジアムに詰めかけた大観衆は、浦和の勝利を確信したことだろう。だがこの日の主役は柏の背番号10だった。

 迎えたラストワンプレー。浮き球パスを受けたフランサは、胸トラップから右足アウトサイドにかけたシュートをペナルティーエリアの外から放つ。シュートは飛びつくGKの手元を避けるようにカーブして右ポストに当たり、そのままゴールへ吸い込まれた。

 あまりのスーパーぶりに偶発的な要素が大きかったのではないかとも思えるが、フランサは「蹴りたいコースにアウトフロント気味で蹴った。ポストに当たって入ったのは運が良かったが、狙い通りのシュートが打てた」と試合後に解説。“魔法使い”の二つ名を持つフランサの本領発揮、まさに魔法をかけたかのようなゴールである。

 ゴール後の指で大きく円を描いたセレブレーションは、同僚MF大谷秀和も「あのパフォーマンスはかっこよかった」と振り返っている。ゴールのド派手さだけでなく、パフォーマンスにもフランサの伊達男ぶりが表れていた。

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