ミラン監督が悪童バロテッリに求める改心 「決意を持ってプレーしなければ…」

ジェノア戦での怠慢プレーに、ミハイロビッチ監督が改めて苦言

 先週末のジェノア戦で試合終了間際に途中出場しながら、怠慢プレーでシニシャ・ミハイロビッチ監督の逆鱗に触れたACミランのFWマリオ・バロテッリ。22日のナポリ戦を前に、指揮官は記者会見の席上で改めて“悪童”に対して全力プレーを求めている。

 ミハイロビッチ監督は14日のジェノア戦で、日本代表FW本田圭佑の1ゴール1アシストの活躍もあって2点をリードした試合終了間際に、バロテッリを途中出場させた。だがイタリア代表FWは、勝負の行方が半ば決した状況での投入にモチベーションを落としたのか、気の抜けたプレーを連発。この姿に、タッチライン際のミハイロビッチ監督は激昂し、怒声を発していた。

「彼については何事も話が大きくなるが、私が彼に怒りを示すことで物事が変わればいいと考えている。マリオは態度を改めなければならない。センターフォワードだろうと中盤だろうと、プレーする時には全ての力を出さなくてはならない。出場する時間の問題ではなく、決意を持って残り少ない時間でもプレーしなければならないんだ。私は1週間のトレーニングを見て選手を評価しているし、もちろん短い時間の出場だったとしてもそれを見て評価するものだ」

 バロテッリに対して、与えられた時間のなかで最大限のプレーを発揮することを強く求めている。

 

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