本田が構想外危機!? ミラン会長が将来的な「オール・イタリア」化を宣言

クラブ買収30周年のベルルスコーニ氏が「夢」を語る

 ACミランのシルビオ・ベルルスコーニ会長が、将来的にチームを「オール・イタリア人」で固めたいとの方針を明らかにした。日本代表FW本田圭佑ら外国人選手は、構想外危機であることが明らかになった。イタリア衛星放送「スカイ・イタリア」などが報じている。

「ミランは守備陣に関して言えば、現在全員イタリア人を揃える機会がある。(ジャンルイジ・)ドンナルンマに加え、イタリア人のバックが3人いる。ダビデ・カラブリアもU-21のチームから招集されている。中盤にもアンドレア・ポーリ、リッカルド・モントリーボ、トップ下でも活躍できるジャコモ・ボナベントゥーラがいる。私の夢は、全員イタリア人のミランを見ることだ」

 クラブ買収30周年を迎えた名物オーナーは、このように語っている。かつてイタリア首相を務めたベルルスコーニ氏は、将来的にミランをイタリア人で固めたいとの希望を持っているという。

 現在のミランでイタリア人のレギュラーは16歳の守護神ドンナルンマ、DFイニャツィオ・アバーテ、アレッシオ・ロマニョーリ、ルカ・アントネッリ。MFは主将のモントリーボ、アンドレア・ベルトラッチ、ボナベントゥーラの7選手。コロンビア代表FWカルロス・バッカ、U-21フランス代表FWエムベイエ・ニアングの2トップ、ブラジル人DFアレックス、そして、日本代表FW本田圭佑が外国人のレギュラーとなっている。

 

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