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独メディアから続く厳しい視線 好パスで得点演出も香川にドルトムント最低タイ評価
強敵ポルトに2-0勝利も不発のオーバと並ぶ低評価
日本代表MF香川真司は、18日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦FCポルト戦の敵地初戦で4-2-3-1システムのトップ下で先発出場を果たした。後半41分まで途中出場し、チームの2点目の起点となる好パスを供給するなどゴールにも絡んだが、独メディアからは厳しい視線を送られている。チームワーストタイとなる評価を下されている。
独地元紙「ルール・ナハリヒテン」紙の採点(1が最高、6が最低)で、香川は4.5点。シュート1本で存在感の希薄だったFWピエール=エメリク・オーバメヤンと並ぶ、チームワーストタイの評価だった。
ドルトムントは前半6分にDFウカシュ・ピシュチェクの得点で幸先良く先制し、流れをつかんだ。香川は前半19分に左サイドの崩しからエリア内中央でパスを受け、絶好機を迎えたがシュートはゴール右へそれて枠を捉えることはできなかった。後半26分には香川が中央で相手DFを引きつけ、右サイドのMFヘンリク・ムヒタリアンへ展開。そこからMFマルコ・ロイスの得点が生まれた。
香川は試合終盤、積極的にエリア内に侵入するプレーを見せてゴールへ迫ったが、チャンスで決め切ることはできなかった。後半38分に迎えたポルトGKイケル・カシージャスとの1対1の場面でも、シュートは力なくキャッチされた。同40分には左クロスでムヒタリアンのヘディングシュートを演出したが、ポスト直撃でアシストとはならなかった。得点には絡んだものの、全体的にインパクト不足と評価されたのかもしれない。
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