C・ロナウド、孤高の原点は先輩からの強烈なイジリにあり⁉︎  マンU元主将が告白

CL前日会見を見ていたファーディナンド氏が語る

 レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、16日の記者会見でピッチ上でのパフォーマンスと友情は関係ないと主張。マンチェスター・ユナイテッド時代に主力と挨拶しかしなかったことを告白しているが、かつて同僚だった元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏は、過去の強烈な「ロナウドいじり」を告白している。

 ロナウドは16日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦のローマ戦を控えて、ジネディーヌ・ジダン監督とともに記者会見に出席。そこで記者から「MSNの3人は親密な関係にありますが、友情は必要か?」と宿敵バルセロナの強力3トップに関する話題を振られたロナウドは、苛立ちを示しながらこう語った。

「それは君の意見だろう。私がマンチェスター・ユナイテッドにいた頃は、ポール・スコールズ、ライアン・ギグス、リオ・ファーディナンドたちと一緒だったが、私たちは『グッドモーニング』と『グッドナイト』と言い合うだけの仲だった。それでもピッチでは素晴らしい関係だった。我々はキスやハグをしない。(ギャレス・)ベイルや(カリム・)ベンゼマと食事に行く必要もなければ、家に招待する必要もない。重要なことはピッチ上での相互理解だ。多少の食事やキス、抱擁にはなんの意味もない」

 衝撃的なペースでゴールを記録し続けているロナウドだが、ピッチ外の友情に意味はないと力説している。その例として、2009年まで活躍した古巣マンチェスター・ユナイテッドでの日々を回想している。クラブレジェンドと挨拶のみの関係だったことを告白したが、リーグ3連覇に加え、2007-08シーズンにはCL優勝も果たしている。

 この会見の模様を英衛星放送「BTスポーツ」のスタジオで、元ドイツ代表MFミヒャエル・バラック氏らと見ていた解説者のファーディナンド氏はニヤリとして、口を開いた。

 

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