バイエルン側が不快感を抱いたペップの行動

　しかし結局はシティ側が先んじて、ペジェグリーニ監督の退任と、来季のグアルディオラ監督就任を発表している。

　バイエルンの監督としてCLでの結果を求められているなかで、こうした他クラブの監督職に興味を示すようなコメントを公の場で発したり、就任に向けて水面下で動いた経緯自体を、バイエルン側が快く思っていなかったことは想像に難くない。

　グアルディオラ監督自身は、女性のようにマルチタスク（同時進行で複数の仕事をこなすこと）をこなせるとしているが、バイエルンとシティの両方をこなそうとするグアルディオラ監督に、バイエルン幹部は不満を募らせているようだ。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images