“ペップ早期解任”も視野に? マンC監督就任にバイエルン重鎮が不快感

前監督と比べてCLでの成績が…

 バイエルンは23日と3月16日にCL決勝トーナメント1回戦のユベントス戦を控えているが、もしベスト8進出を逃した場合、グアルディオラ監督がシーズン終了を待たずに退任する可能性があると考えている。これは前任者が残した実績と比較する向きもあってのことだろう。

 バイエルンの前監督、ユップ・ハインケス氏は2012-13シーズンにCL優勝、ブンデスリーガ優勝、DFBポカール(国内カップ戦)優勝と、ドイツのクラブとして初となるトレブル(三冠)を達成し勇退している。

 一方で翌シーズンから就任したグアルディオラ監督は、CLの舞台で結果を残せていない。13-14シーズンの準決勝レアル・マドリード戦では第1戦に0-1で敗れると、続く第2戦も0-4と惨敗。14-15シーズンは準決勝で古巣のバルセロナと対戦したが、第1戦を0-3で落とし、第2戦は3-2で勝利したものの、2年連続で決勝に駒を進めることができなかった。

 結果もさることながら、内容でもケチがついた。2シーズンとも欧州ナンバーワンを争うと目されたライバル相手に完敗を喫したゆえ、国内リーグで圧倒的な強さを見せても、CLという国際舞台ではなんら意味を持たないという現実を突きつけられてしまった。

 グアルディオラ監督は「プレミアリーグで指揮を執りたい」と発言したが、解任の噂があったペジェグリーニ監督に配慮する形で「(マンチェスター・シティの後釜に座りたいという)そういう意図はなかった」と謝罪のコメントを残している。

 

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