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精彩を欠いたドルトムント 連動性に乏しく、香川も「勝ったことで救われた」
単発な攻撃に終始し、最下位ハノーバーに辛勝
ドルトムントの日本代表MF香川真司は13日に行われたハノーバー戦に公式戦5試合ぶりとなる先発フル出場を果たし、攻守に奔走したものの、目立った活躍はなかった。本人も「勝っていることで救われた」と、十分な手応えを感じることができていなかった。ブンデスリーガ公式サイトが報じている。
「厳しい試合でしたね」
試合について聞かれた香川は、一言こう答えた。前半はゴールに近い位置で相手のファウルを誘発、直接FKを二度獲得した場面や効果的なパスなどでいい動きを見せた。しかし、後半に入ると徐々に存在感は希薄に。チームとしても、MFヘンリク・ムヒタリアンのミドルシュートによる1点を守りきって白星を挙げたが、ラストパスの精度を欠くなど詰めの甘さを見せた。
「攻撃に関しては、前半に何本か良い崩しはありましたけど、決定機という意味では物足りなかったです。(リーグの)後半戦に入ってもなかなか流れるような二次攻撃や三次攻撃も含めて、相手を押し込む時間帯というのがない気がするので、ちょっとそこは苦しいですけど、でも何よりも勝っていることは救われているというか、大事なのかなと思います」
ハノーバー戦では、ドルトムントの強みであるバイタルエリア付近での流れるようなパスワークが鳴りを潜めた。香川も「連動性という意味では、流動的ではないのかなという気がします、(攻撃が)単発で」と、試合から見えた課題を口にした。
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