マンU元主将が物申す! ギグス次期監督は「ギャンブル」

ファン・ハール最大の問題点は「フットボールのスタイル」

 現役時代のユナイテッドは黄金時代だった。ポルトガル代表クリスチアーノ・ロナウド、元イングランド代表ポール・スコールズ、元イングランド代表デビッド・ベッカム、元オランダ代表ルート・ファンニステルローイといったメンバーとともにタイトルの山を築いたが、今は過渡期だ。

「移籍する時から困難が待っているとわかっていた。私はもっと成果が出ると予想していた」

 不甲斐ない古巣にこう苦言を呈したファーディナンド氏はファン・ハール監督の「守備的」「退屈」と散々批判されている戦術こそが、最大の問題だと確信している。

「私はフットボールスタイルが最大の問題だと思っている。誰に話しても最大の問題だという。時に勝てない試合があっても、もし正しいプレーが出来ていれば、誰もがマンチェスター・ユナイテッドの哲学だと納得し、ファンも受け入れる。しかし、そういうことになっていない」

 劇薬とも呼べる物議を醸す手法で即効性が期待できるモウリーニョ新体制か、黄金時代を知るレジェンド、ギグス体制か。サポーターはどちらを歓迎するのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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