浦和MF柏木、“有意義な1カ月”で見出したキャリアビジョン 「38歳くらいまでできたら」

滲ませるベテランとしての自覚「自分の言葉や行動で若い選手に示す」

 現役生活については、具体的に「38歳くらいまでできたら」と言及。そして、「本当の意味で落ちてきてしまうんじゃないかという35歳を超えられたら、38歳くらいまでいけるかなと。それ以上は少ししんどいかなと思っているし、その年齢になればレッズのためにできることもあるんじゃないかなと少し考えている部分もある」と、“その後”についても考えを巡らせているようだ。

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 現在は個々に自宅待機となり、時に映像を介した合同トレーニングを行う状況にある。それでも柏木は「今はそんなに皆のことを心配していない」と話す。むしろ、再集合して再開のめどが立った後にこそ不安と果たすべき役割があると見解を述べた。

「コンディション的に上手くいかないとか、試合が始まって自分もそうなるかもしれないけど、出られないと分かってきた人の方が心配。そういう気持ちの持ち方は難しいと思うから、そういうところを支えられるようにしていきたい。出ていない時に何ができるのかはベテランの役割。より自分の言葉や行動で若い選手に示す芯の通った発言があると思う。そういう意味でもチームを心から支えたい」

 32歳を迎えたプレーメーカーは、少しでも長い現役生活を望む。キャプテンの立場はGK西川周作に譲ったものの、経験ある選手としてチームにどのような好影響を与えられるのか。それは、誰にも経験のない事態からの再出発を果たす時にハッキリと示してくれるはずだ。

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(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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