11年間で200枚のお宝ユニ! インドネシアの世界屈指“メッシ・マニア”に現地紙が驚嘆

バルセロナFWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
バルセロナFWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】

メッシのユニフォームを11年間かけてコレクションするスルヤさんを特集

 新型コロナウイルスの感染拡大によって世界全土でほぼサッカーが中断状態にあるなか、各国メディアはSNSで話題になった画像や過去の名勝負など、趣向を凝らした形でサッカーにまつわる記事を提供している。その中でスペインの全国紙「マルカ」は、東南アジアのインドネシアに“世界屈指のメッシ・マニア”がいると紹介している。

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 同紙が取材を敢行したのは、インドネシアに住んでいるスルヤ・ウィジャヤさん。スルヤさんはバルセロナの絶対的エースでアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ好きが高じて、とんでもない数のユニフォームを保有しているのだという。

 それはひとつの部屋を埋め尽くすだけでなく、クローゼットにもハンガーにかけたバルサおなじみのエンジと青のホームユニに、各シーズンのセカンドユニ、そして水色と白のアルゼンチン代表のものなども勢ぞろいしている。それは今やお馴染みの「10番」だけでなく、バルサの先代10番であるブラジル代表FWロナウジーニョがいた時代の19番、30番などのレアなものもある。

 スルヤさんは同紙の取材に対して、このように語っている。

「自分は200枚ユニフォームを持っているんだ。このユニフォームのコレクションを手に入れるために、11年間にわたって多くの金額と時間を費やしたんだ。いろんな人が『その趣味にのめり込みすぎだろう』と言うんだけど、『これは僕の人生と情熱なんだ』と言っているんだ」

 このユニフォームのほとんどは「ウェブで購入して送付してくれた。メッシが試合で着たものはないんですよね」とも語るスルヤさんは「メッシが加入する前からバルサとアルゼンチンのファンだったんだ。リケルメが大好きだったからね」と、異能の司令塔だったMFファン・リケルメの名前を出しつつ、最も思い入れのあるユニフォームについてもこう話している。

「一番好きなのは、メッシがUEFAチャンピオンズリーグで優勝した、マンチェスター・ユナイテッドとの決勝戦(2010-11シーズン)でゴールを決めた際に着用したモデルだね」

 筋金入りのメッシ愛を披瀝したスルヤさん。現状のコロナ禍が収束し、再びフットボールの日常が戻った際には新たなメッシのユニフォームをコレクションの1つにするのだろう。

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