メッシ、5人包囲網突破からの鮮烈股抜き弾に再脚光 「ボールを持つと何かが起こる」

バルサFWメッシの包囲網突破映像に再脚光【写真:Getty Images】
バルサFWメッシの包囲網突破映像に再脚光【写真:Getty Images】

今年2月のエイバル戦で繰り出した圧巻のドリブル弾をファン称賛「驚くほど簡単」

 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、今季も22試合19ゴールで得点王争いのトップを走り、4年連続のピチーチ(得点王)獲得へ邁進している。新型コロナウイルスの影響でシーズンが無期限で中断しているなか、リーガ・エスパニョーラ公式ツイッターは「メッシがボールを持つと何かが常に起こる」と巧みな股抜きを回顧している。

 再びスポットライトが向けられたのは、1試合4ゴールと大爆発した今年2月22日に行われたリーガ第25節エイバル戦(5-0)のドリブル弾だ。

 前半14分、敵陣中央でクロアチア代表MFイバン・ラキティッチから縦パスを受けたメッシは、ゴールに向かってドリブルを開始。エリア手前で相手2人が立ちはだかり、抜き去るスペースはないように思われた。ところが、メッシはボールを晒し、エイバルDFアナイツ・アルビージャが足を出した瞬間に股下にボールを通して突破し、そのまま間髪入れずにゴールを奪ってみせた。

 メッシがボールを持った際、前方に最終ラインの3人、後方にも2人と瞬間的に5人に囲まれているが、小刻みなタッチと緩急をつけたドリブルで相手の守備網を打破。メッシの真骨頂とも言えるテクニックが詰まったゴラッソとなっている。

 リーガ・エスパニョーラ公式ツイッターが「メッシがボールを持つと何かが常に起こる」と綴ると、ファンからは「ボス」「驚くほど簡単に見える」「私の神」「なんて動きなんだ。最高である理由がそこにある」「メッシを観れなくて寂しい」と声が上がっている。

 今年6月に33歳を迎えるメッシだが、まだまだ進化を続けそうだ。

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