リバプール在住のホセイニくんがメッシへの愛を叫ぶとともにゴラッソを披露

　新型コロナウイルスの影響で世界各国のリーグが中断となるなか、フランス代表MFポール・ポグバ（マンチェスター・ユナイテッド）や元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチらが、SNSにテクニック動画をあげてファンを楽しませている。そのなかで、6歳の少年が切れ味鋭いオーバーヘッドキック弾を披露して話題沸騰中だ。

「ハロー、リオネル・メッシ。アイ・ラブユー（こんにちわ、メッシ。僕は君が好きだ）」

　このように動画冒頭でアルゼンチン代表FWリオネル・メッシにラブコールを送ったのは、イラン出身で現在はリバプールに住む6歳のアラト・ホセイニくんだ。

　バルセロナのユニフォームを着たホセイニくんは、ボールを両足で挟んで空中に上げる“ヒールリフト”から両足でリフティングを続けると、左膝で大きくボールを蹴り上げる。そして、落ちてくるボールに合わせてジャンプし、右足で豪快なオーバーヘッドシュートを放ち、椅子の上に設置されたミニゴールに突き刺した。

「イエーーーーーーーース!!」

　渾身のゴラッソにホセイニくんも思わずシャウト。これには、スペイン紙「マルカ」も「小さくてマッチョなメッシのファンが偉大なチレーナ（オーバーヘッドキック）」と見出しを打ち、「8歳にして圧巻の腹筋が話題を呼び、フォロワーは200万人を超える」と紹介した。ポルトガル紙「レコルド」も「イラン人の子供が天才的なプレーでメッシに“宣言”」と切り出し、「アラト・ホセイニはわずか6歳でインスタグラムのフォロワーが270万人おり、ソーシャルメディアの象徴になっている。イランの小さなスターはメッシの大ファンで、日曜日に再びアルゼンチンのスターへの愛を宣言し、部屋の真ん中で見事な技巧的一撃を披露した」と伝えている。

　ホセイニくんの“ラブコール”は、憧れのメッシに届くだろうか。