Jリーグ外国人DF、日本のコロナ対応と比較…嘆き節「マスク取れとバカにされ…」

東京Vのブラジル人DFクレビーニョ【※画像:東京ヴェルディ公式ホームページのスクリーンショットです】
東京Vのブラジル人DFクレビーニョ【※画像:東京ヴェルディ公式ホームページのスクリーンショットです】

東京Vのブラジル人DFクレビーニョが強調 「日本に来たことを全く後悔していない」

 J2東京ヴェルディに所属するブラジル人DFクレビーニョが母国紙「O Dia」の取材に応じ、新型コロナウイルスの被害について訊かれるも「良い経験すぎて、日本に来たことを全く後悔していない」と強調した。その一方、日本でのマスク着用を母国の人たちから茶化されたエピソードを明かし、「日本のように予防していなかったので、ブラジルは今の状態になってしまった」と嘆いている。

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「コロナウイルスが中国で発生し、ここにも来るとなった時、僕たちはマスクを使い始めたのを覚えている」とブラジル紙「O Dia」に語ったのは、今季でJリーグ2年目を迎えている21歳のクレビーニョだ。2019年夏、フラメンゴから東京Vに期限付き移籍し、同年8月の第29節水戸ホーリーホック戦でデビューし、正確なキックから1アシストをマーク。その後もコンスタントにプレーし、13試合に出場した。

 今季もフル稼働が期待されていたなかで新型コロナウイルスが直撃し、Jリーグは一時中断。当初は3月18日の再開を目指していたが断念し、現在は4月25日にJ3、5月2日にJ2、同9日にJ1と段階的に再始動する予定だ。

 オフから地道に準備を進め、2月23日の開幕節・徳島ヴォルティス戦(0-3)にスタメン出場したクレビーニョだが、勝負の2年目で思わぬ事態に直面している。それでも「良い経験すぎて、日本に来たことを全く後悔していない」と強調する。

 開幕直後にリーグが一時中断された形だが、クレビーニョは母国紙に対して新型コロナウイルスの影響は最小限にとどまっていると説明。「神に感謝しますが、ここでは感染があまり広がらなかったので、人々の態度も変わらなかった。クラブに到着するたびに体温計をつけ、大丈夫かどうか確認してくれた。今ではすべて問題なく回っている」と語り、周囲の対応に感謝の意を示している。

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