セリエA、複数クラブが移籍期間の延長を要求 “10月末”までプランが浮上か
新型コロナの影響を受け、各国リーグが中断中
イタリア・セリエAを中心に新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今季を6月30日までに終了できない可能性が懸念されている。それを受け、イタリア紙「トゥット・スポルト」は、クラブ側から夏の移籍市場の期間延長が求められていると報じている。
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中国の武漢を発祥地とされる新型コロナウイルスは、先月から世界中で感染が拡大している。特に欧州ではイタリアが最初に感染者の数が爆発的に増加し、リーグ戦なども全て中断された。その拡大は欧州全域に広がりつつあり、今では通常通りにサッカーが行われている場所を見つけるのは難しい。
そうした状況下で、多くの選手が契約の切れ目となる6月30日までにシーズンを終了できない可能性が指摘されている。その場合、欧州選手権(EURO)が1年間の延期で来夏の開催となることから、来季の日程調整もまた大きな影響を受ける可能性が高い。
その場合、通常とはオフシーズンの過ごし方が変化することになる。それに合わせ、セリエAの複数クラブは夏の移籍市場の期限を来季に限って10月30日まで延長するプランを申し入れるとした。これに関しては欧州内での他国と足並みをそろえる必要があり、さらには国際サッカー選手会(FIFPRO)とも合意形成を図る必要があるという。
通常であれば8月末までが目安となり、シーズン開幕前ということもあり最も多くの移籍が成立する期間になるが、来季に関してはこの期間そのものも大きな影響を受ける可能性が高くなりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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