吉田は「攻守両面で活躍できる」 恩師ザッケローニが太鼓判「当時カンナバーロも…」
サンプドリアで上々デビューの吉田、ザッケローニ氏「私にとっては驚きではない」
日本代表DF吉田麻也は、今冬の移籍市場でイタリア・セリエAのサンプドリアに加入した。現在は世界で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響によりリーグ戦は中断しているが、かつて日本代表を率いたアルベルト・ザッケローニ氏は「攻守の両面で活躍できる選手」と太鼓判を押している。
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吉田は今年1月、7年半を過ごしたプレミアリーグのサウサンプトンからサンプドリアへ期限付き移籍。セリエA第26節ヴェローナ戦で先発デビューを果たした。新型コロナウイルスの感染防止のため、無観客試合の措置が取られたなか、フル出場で2-1の勝利に貢献した。
セリエAでのキャリアをスタートさせた吉田に対し、2010年から4年間にわたり日本代表を指揮したザッケローニ元監督は、イタリア紙「ラ・レプッブリカ」のインタビューで当時の愛弟子の上々のデビューについて、「私にとっては驚きではない」とコメントしている。
「私がマヤを見出したのは、彼がオランダでプレーしている時だった。我々は彼に会いに行き、そして不動の先発となった。彼は攻守の両面で活躍できる選手だ。当時カンナバーロもドバイに彼を連れてくることを望み、私にいくつかアドバイスを求めてきた」
ザッケローニ氏は吉田の能力に惜しみない賛辞を送りつつ、2013年から14年にかけてアル・アハリのアシスタントコーチを務めていた元イタリア代表DFファビオ・カンナバーロ氏が、吉田の獲得に動いていた過去を振り返った。新天地で一歩を踏み出した吉田にとっても、恩師からの太鼓判は大きな励みとなるはずだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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