リバプールGK、失点直結の痛恨ミスで「死の脅威に直面」 “暴言の嵐”に英紙は注目
リバプールはアトレティコに逆転負けでベスト16敗退… GKアドリアンのミスが響く
リバプールは現地時間11日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16第2戦でアトレティコ・マドリード(スペイン)と対戦し、延長戦の末、ホームで2-3と敗れた。これにより、2戦合計スコア2-4で前回王者の敗退が決定した。守護神アドリアンは失点に絡んで矢面に立っているが、英メディアは「罵詈雑言と死の脅威に直面」と報じている。
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2月18日に行われたCLラウンド16第1戦のアトレティコ戦では、敵地で自慢の攻撃力を封じられ、0-1の敗戦を喫したリバプール。ホームでの第2戦では、アウェーゴールを与えない前提で複数得点での勝利が必須だったが、ブラジル代表GKアリソンが練習中に負傷したため、大一番で第2GKアドリアンが抜擢された。
試合は序盤から本拠地アンフィールドの大歓声を背にリバプールが猛攻を仕掛けると、0-0で迎えた前半43分、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドの右サイドからのクロスをオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムがヘディングで叩き込み先制に成功。その後はアトレティコの堅守をこじ開けられず、試合は延長戦に突入した。そして延長前半4分、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノが勝ち越しゴールを奪取する。
ベスト8進出に優位な状況に立ったが、悪夢はそこから待ち受けていた。延長前半7分、アドリアンのキックミスを拾われると、その流れからアトレティコのMFマルコス・ジョレンテが右足でミドルシュート。セーブを試みるアドリアンだったが、足を滑らせたことで反応しきれず、痛恨のアウェーゴールを献上した。
さらに、同アディショナルタイムにもジョレンテにミドルシュートを叩き込まれて2-2の同点とされたリバプールは、前がかりとなったなかで後半アディショナルタイムに相手FWアルバロ・モラタに追加点を許し、万事休す。アンフィールドで無敗神話を誇っていたが、土壇場の3連続失点で敗退が決定した。