アントワープ三好康児、今夏の完全移籍を希望 クラブも買取オプション行使に前向きか

アントワープのMF三好康児【写真:Getty Images】
アントワープのMF三好康児【写真:Getty Images】

現在は川崎からの期限付き移籍 契約には約1億4200万円の買取オプションが付帯

 ベルギー1部アントワープのMF三好康児は、来季も同クラブに留まってプレーする意思を持っているようだ。ベルギーの地元紙「ガゼット・ヴァン・アントウェルペン」が「アントワープに残りたい」という本人のコメントを伝えている。

 昨夏、保有権を所持する川崎フロンターレからアントワープに期限付き移籍。デビュー戦となったリーグ戦第7節アンデルレヒト戦(2-1)では決勝点を奪い、上々のスタートを切った。その後は主に途中出場を続け、11月には2戦連続の先発も経験したが、足首の負傷で戦線離脱。1月26日のズルテ・ワレヘム戦(2-1)で戦列復帰し、7日のコルトレイク戦(1-0)では先発出場して後半16分までプレーしている。

 そんななか、「ガゼット・ヴァン・アントウェルペン」は「1カ月以上の間を置いて、コウジ・ミヨシがスターティングメンバーに戻ってきた(前回の先発は2月2日のクラブ・ブルージュ戦)」として、三好の先発復帰に言及。さらに「22歳の日本人は怪我の影響で厳しい時間を耐え忍んできたが、(ラースロー・)ベレニ監督は彼を信頼していることが証明された」とチーム内での立ち位置を伝えた。

 現在は川崎フロンターレからの期限付き移籍中となっている三好。契約には買取オプションが付帯しているとされ、その行使に必要な金額は120万ユーロ(約1億4200万円)。同紙によると、アントワープは行使に前向きだという。そのうえで、コルトレイク戦後の三好は次のようにコメントしたとも報じている。

「アントワープに残りたい。自分次第で決められるなら、来季もここにいる。ただ、決めるのはクラブ。今は自分にできるベストを尽くし続けて、彼らを納得させることしかない」

 報道どおりであれば、両者ともに完全移籍には前向きな様子。来季以降も欧州での挑戦を続けるのか、今後の動向に注目したい。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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