「日本人初の…」 香川真司、蘇る伝説のハットトリック…歴史的快挙に再脚光
2013年3月2日、香川がユナイテッドで成し遂げた圧巻のハットトリックに称賛
AFC(アジアサッカー連盟)の公式ツイッターが2日に更新され、「今日は何の日」企画でMF香川真司(サラゴサ)にスポットライトを当てた。当時、プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドに所属した香川が、元イングランド代表FWウェイン・ルーニーらと共闘した一戦で達成した“伝説のハットトリック”に触れ、「日本人初」と称賛している。
香川は2010年7月にセレッソ大阪からドルトムントへ移籍し、ブンデスリーガ2連覇を達成。その活躍が認められて2012年6月、名将アレックス・ファーガソンが率いるプレミアリーグの名門ユナイテッドへ完全移籍した。
移籍1年目の2012-13シーズンはリーグ戦20試合に出場、6得点3アシストの結果を残したなか、最も輝いた試合の一つが13年3月2日の第28節、本拠地ノリッジ・シティ戦(4-0)だ。
0-0で迎えた前半アディショナルタイム、右サイドからのクロスを元オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシが落とし、ゴール前の香川が右足アウトサイドで押し込んで先制。後半31分にはルーニー(現ダービー・カウンティ)がペナルティーエリア内で相手を引き付けて中央へパスを出し、走り込んできた香川がシュートを決めて2点目をマークした。さらに終了間際、イングランド代表FWダニー・ウェルベック(現ワトフォード)、ルーニーとつないで最後は香川が沈め、プレミアリーグでハットトリックを達成した初のアジア出身選手となった。
AFC公式ツイッターは「2013年の今日、マンチェスター・ユナイテッドがノリッジ・シティに4-0と勝利し、香川真司がプレミアリーグでハットトリックした日本人選手初の選手になった」と賛辞を送っている。
現在はスペインに戦いの場を移した香川だが、強烈なインパクトを与えた衝撃ハットトリックはいつまでも語り継がれるに違いない。