最低勝ち点に最少得点… ファン・ハール政権がプレミア創設後のマンUワースト記録を続々更新

23節終了時点の成績でモイーズ政権を下回る深刻さ

 マンチェスター・ユナイテッドは23日のサウサンプトン戦に0-1で敗れたことで、ルイス・ファン・ハール監督が不名誉な記録を更新してしまった。リーグ戦23試合終了時の勝ち点がプレミアリーグ創設以来、クラブワースト記録となった。また、1試合平均得点やファン・ハール政権の通算勝率が5割を切るなど、様々な不名誉な記録がクローズアップされている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 ユナイテッドはサウサンプトン戦の敗北により、23節終了時点で10勝7分6敗となった。勝ち点は37で、デイビッド・モイーズ元監督が率いた2013-14シーズンの40がこれまでの最低記録だったため、プレミアリーグにおけるクラブワースト記録を更新した。同時期の最高勝ち点記録は偉大なるアレックス・ファーガソン政権時。最終的に勝ち点89を獲得し、リーグ優勝した06-07シーズンの57だった。

 また、1試合あたりの平均得点も、今季のユナイテッドは92年創設のプレミアリーグ23年間の歴史上、最悪の成績となっている。平均得点数の値が最も高かったのは優勝した1999-00シーズンで、1試合平均2.55点だった。今季はその半分の1.22点。ワースト2位が04-05シーズンの1.53点のため、ゴール欠乏症は際立っている。

 そしてプレミアリーグ以前も含めた、クラブ138年の長い歴史で見ても、23試合で28得点という成績はワースト8位タイ。不名誉な記録ばかりが際立っている。

 

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