“広島の象徴”森﨑氏がTV観戦会実施 開幕戦勝利を評価「鹿島相手だから価値がある」

サンフレッチェ広島の初代アンバサダー森﨑浩司氏【写真:Football ZONE web】
サンフレッチェ広島の初代アンバサダー森﨑浩司氏【写真:Football ZONE web】

毎年恒例のトークショーを観戦会形式で開催 ファンとともに勝利の喜びを分かち合う

 サンフレッチェ広島の初代アンバサダーを務める森﨑浩司氏が2月23日、東京・銀座にある広島ブランドショップ『TAU』でTV観戦会を行った。今回のイベントは、毎年恒例となっているトークショーの形式を変え、同日開催された広島対鹿島アントラーズのJ1リーグ開幕節をファンと観戦しながら広島を熱く語るスタイルで実施。関東のファンとおよそ2時間半、交流を深めた。

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 中国・武漢を中心にアジアで猛威を振るうコロナウイルスの影響もあり、イベント実施が危ぶまれたが、運営側が参加者へのマスク配布や消毒液の使用を呼びかけることで無事に開催。森﨑氏はスポーツコメンテーターの西岡明彦氏とともに、駆け付けた広島ファンと大型テレビで古巣の開幕戦を見届けた。

 試合巧者の鹿島が相手だけに、「先制点が鍵になる」と話していた森﨑氏。すると前半20分、広島FWレアンドロ・ペレイラが相手からボールを奪ってペナルティーエリア内へパスを送り、MFドウグラス・ヴィエイラが右足で正確なワンタッチシュートを決めて幸先良く先制。2020年のリーグ戦第一号が生まれ、ファンも立ち上がって拍手を送っていた。

 広島はさらにその5分後、今季から「10番」を背負うMF森島司を起点にしてD・ヴィエイラがクロスを供給。MF川辺駿が中央へそらし、最後はフリーとなったL・ペレイラがしっかりと押し込んで追加点を奪った。守備でも奮闘する川辺の活躍にファンからは「駿いいじゃん!」と声が上がり、森﨑氏も「運動量はサンフレッチェの中でもトップクラス。8番が似合う男になってほしい」と、兄・和幸氏がつけていた8番を背負う後輩にエールを送った。

 試合はその後、後半39分に広島の森島にもゴールが生まれ、難敵・鹿島相手に3-0で快勝を飾った。質問コーナーで「今日のMVPは誰ですか?」と尋ねられると、D・ヴィエイラの名前を挙げ、「途中交代になりましたけど、先制ゴールも決めたしパスも良かった」と評価。最後に、開幕戦勝利を収めた広島の新シーズンを展望した。

「鹿島は一番タイトルを獲っているチーム相手だからこそ、(開幕戦勝利は)価値がある。今季、城福(浩)監督も3年目でタイトルを獲りたいという気持ちが伝わってきますし、選手たちもこの2年間悔しい思いをしてきました。(最後に優勝した)2015年から5年遠ざかっているので、タイトルを獲ってほしい」

 城福監督の下、2位、6位と上位に食い込んできた広島の“勝負の3年目”に、森﨑氏も期待を寄せていた。

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(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)



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