鬼門の8強で冴え渡った手倉森采配 120分を見据えた用兵術がイラン撃破を導く

ターンオーバー制を採用した貯金が、延長戦の3ゴールを生む

 指揮官の采配がズバリと的中した。手倉森誠監督が率いるU-23日本代表は、リオデジャネイロ五輪最終予選の準々決勝で延長戦の末にイランを3-0で撃破。本大会出場に王手をかけた。

「しびれましたね。ちょっとお互いに硬かった。相手も守備を頑張っていたし、スルーパスにも力が入っていた。延長戦も覚悟していた。持久戦になれば日本の方がコンディションが良いと思っていた。選手が頑張ってくれた」

 試合後、手倉森監督は120分間の戦いを視野に入れながら戦っていたことを明かし、コンディション面での優位性を感じていたと語った。

 その大きな要因になっているのは、グループリーグ3試合の戦いにある。ここで手倉森監督は第3GKの牲川歩見(鳥栖)を除く22選手を起用し、果敢なターンオーバーによる体力の温存と、3連勝という結果を両立させた。そこで得たコンディション面での貯金が、イラン戦での120分間の戦いの中で大きく生きた。

 

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