次世代の日本を担う「勝利のレジスタ」 28mのスーパーミドルで切り開く未来

川崎で背番号「10」を担うレジスタ

 準々決勝は22日に開催。強豪イランとの対戦を控えている。3連勝と勢いに乗り視界良好な日本だが、大島に油断はない。

「サウジアラビアはイランに似ていると言う話は事前に聞いていた。その点をイメージしながらプレーして勝てた部分は良かった。イランはすごく速く、強いと聞いている。準々決勝からの試合はうまくいくところばかりじゃない。そのなかでも割り切った戦いをして、チームが一つになればいい」

 所属先の川崎フロンターレでは、今季から背番号「10」が与えられた。同クラブにとって、日本人のナンバー「10」は史上初となる。手倉森ジャパンでは8番だが、長短正確なパスでゲームを作るレジスタ大島に寄せられる期待は大きい。今後の日の丸を担う逸材として、注目度も日に日に高まっている。

 この試合ではキャプテンマークを託された大島は、一発勝負となる決勝Tを勝ち抜き、日本をリオ五輪に導く「勝利のレジスタ」としての凱旋帰国を見据えている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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