ザッケローニ氏のイタリア代表監督就任の可能性は早くも消滅寸前!? 最有力候補のコンテ氏に伊紙は「明日にでも契約する」

 イタリアサッカー協会会長に就任したカルロ・タベッキオ氏が先月ユベントスの監督を電撃辞任したアントニオ・コンテ氏にイタリア代表監督就任を電話で要請したという。
 記事では「アントニオはイエスという回答に近づいている。彼の契約条項がきちんと書面に盛り込まれている」と条件面の交渉に進んでいることを報じている。代表合宿や親善試合に関するクラブとの折衝を有利に運ぶ権利なども求めているという。
 ユベントスをセリエA3連覇に導いた45歳の若き名将に関し、同紙は「明日にでも契約する」としており、ブラジルワールドカップで1次リーグ敗退に終わったイタリアを再建すべくコンテ政権が一両日中にも生まれる可能性が高まった。
 一方、コンテ監督が固辞した場合の“二番手”と前日イタリア地元紙で報じられていたザッケローニ監督はコンテ氏が要請受諾に前向きな姿勢を打ち出しているために、一気にトーンダウン。コンテ氏が超保守派であるタベッキオ新会長を嫌うのではという観測から、現在フリーのザッケローニ政権誕生の可能性が指摘されていたが、残念ながらあっさりと消滅危機となってしまった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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