元ブラジル代表MFカカ、メッシ“去就騒動”に言及 移籍の可能性は「彼の望み次第」と指摘
プレミアリーグなどでのプレーについては「何の問題にもならない」と太鼓判
元ブラジル代表MFカカ氏が英衛星放送「スカイ・スポーツ」のインタビューで、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの去就騒動について言及した。
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メッシはバルセロナのエリック・アビダルSDとの衝突を機に退団説が急浮上。「スカイ・スポーツ」ではメッシに退団の意志はなく、契約延長にもオープンだと伝えられていたが、プロデビュー後はバルサ一筋のメッシに関する移籍騒動は多くのメディアが取り上げ、話題を呼んだ。
カカ氏にはこのメッシに関する質問に対し、「外部から何かを言うのは難しい。メッシが退団を望んでいるのか、あるいはキャプテンとして選手たちを守りたかったのかは私には分からない」とコメント。クラブの内情を知らない以上、踏み込んだことは言えないと主張した。
一方、もしメッシがバルセロナ以外でプレーすることになった場合について「彼がプレミアリーグやその他世界のトップ3リーグでプレーすることは何の問題にもならないだろう」とし、メッシなら世界のどのリーグでも活躍できると断言している。
メッシのキャリアの行く末については「彼の望み次第」とし、「彼が他のクラブでプレーするのを見るのは難しい」と指摘するも、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの例を引き合いに出し、メッシの移籍も可能性はゼロではなく、起こり得ることだと語っていた。
「(クリスティアーノ・)ロナウドがレアル・マドリードから去った時は悲しかった。多くの人が彼が去ったことを残念がった。だけど、今は全ての人が『OK。彼にとって新しいチャレンジで、彼には移籍が必要だった』と理解していると思う」
ひとまずは沈静化しつつあるメッシの移籍騒動。サッカー界のレジェンドから見ても、今のところは現実的な話ではないようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)