手倉森ジャパンを襲った中東の笛 UAE主審がサウジ側に与えた疑惑のPK

今大会で初の洗礼

 U-23日本代表は19日、リオデジャネイロ五輪最終予選を兼ねたAFC・U-23選手権でサウジアラビアとカタールで対戦し、中東の笛の洗礼を受けた。

 2-0のリードで迎えた後半11分、呪術的な打楽器の音色が鳴り響くスハイム・ビン・ハマドスタジアムで事件が起きた。自陣エリア内でルーズボールをクリアしようとしたDF植田(鹿島)に対して相手FWアブドゥラハマン・アルガムディが遅れ気味に足を伸ばすと、盛大なアクションでピッチに倒れ込んだ。

 アルガムディの植田に対するレイトチャージのはずが、UAE人の主審ハサン・モハメド氏はこのプレーで植田のファウルと判定し、PKが 与えられた。相手MFムスタファ・アルバッサスがこれを冷静に決め、2-1と1点差に詰め寄られてしまう。

 カタールで行われた大会で手倉森ジャパンにとっては、初となる疑惑の判定となった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング